Google Earth タイムラプスでみる地球のリアル

Googleアースタイムラプス Googleストリートビュー

みなさん、Google Earth(グーグルアース) タイムラプスというサービスをご存知でしょうか?

地球の様子を衛星画像によって可視化、分析できるクラウドベースの地理空間分析プラットフォーム「Google Earth Engine」、その30 数年分の衛星画像データを、雲のない一連の画像としてコマ送りで表示したデータを『Google Earth(グーグルアース) タイムラプス」と呼びます。スクロールやズームなどの操作が可能で、時空間を自在に移動できます。

公式サイトはこちらから

そのGoogle Earthタイムラプス に、2019年4月26日(金)、過去 2 年の画像が加えられ、1984 年から 2018 年の 35 年分の地球上の画像をご覧いただけるようになりました。

また、モバイルやタブレットにも対応、デザインも一新し、より気軽に、わかりやすく、地球の変化にアクセスすることができるようになりました。

Google Earth タイムラプスでみる地球の変化

まずは2つの事例からGoogle Earth(グーグルアース)のすごさを体感していただきましょう。

明石海峡大橋

上図の再生ボタンを押してみてください。
みるみるうちに神戸から淡路島にかけて明石海峡を横断して架けられた世界最長の吊り橋「明石海峡大橋(パールブリッジ)」が完成していきます!

1988年(昭和63年)に着工された明石海峡大橋は、10年かけて建設され、1998年の4月に供用開始されています。Googleアースタイムラプスでは、その10年間をそのままリアルに眺めることが出来るのです。

ブラジルの森林伐採

次に見ていただきたいのが、森林の違法伐採が進むブラジル・パラ州のGoogle Earth(グーグルアース)タイムラプスです。再生ボタンを押してみてください。

恐ろしい勢いで緑が減っていく様子が見て取れます・・・。

世界最大の熱帯雨林地帯を抱えるブラジルの森林破壊は深刻で、ある調査では、2000年から2012年の間の森林破壊のうち、68%から90%は違法伐採が原因となっているそうです。Google Earthタイムラプスでみてみると、その変化スピードと規模がよくわかりますね。

NASAの技術を組み合わせた高精度画像

タイムラプスは、Google Earth Engine を使い、USGS/NASA ランドサットプログラム、ESA センチネルプログラムの 1500 万以上の衛星画像(10の 16 乗、約 1 京の画素)を組み合わせ、雲のない画像を提供しています。

また、このタイムラプスを作る鍵となった Google Earth Engine ですが、JAXA のデータセットも先日より提供を開始し、現在までにも豪雨による土砂崩れを広範囲で検知することに使われました。
Google Earth Engine がどのようなもので、どのように活用されているか、世界一美しいと言われている JAXA 種子島宇宙センターでのロケット打ち上げ画像と共に以下のYOUTUBEでご覧けます。

Googleアースの今後

2010 年に公開された Google Earth Engine ですが、現在では公開前のデータを含む40年分の衛星画像と600 の地球の観測データ、そして多くの計算力に、パソコンとインターネットさえあればアクセスすることができるようになり、アルゴリズムを使ってデータを解析することも可能となっています。

そして、このデータを解析する力で Google Earth タイムラプスが作成されています。

気候変動などにより、様々な地球規模課題に向き合わなくてはならない現代において、Google Earth Engine が今の地球をよりよく知るためのツールとなり、具体的なアクションを生み出すための知見の発見に繋がることを期待しましょう。