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【2021年】インフルエンサーマーケティングの市場規模と今後の予測

【2021年】インフルエンサーマーケティングの市場規模と今後の予測
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インフルエンサーマーケティングの市場規模について

インフルエンサーマーケティングの市場規模について
出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ


株式会社デジタルインファクトが2020年10月に行った国内市場調査によると、日本でのインフルエンサーマーケティングの市場規模は2020年に317億円、前年比105%と緩やかながらも増加と見込まれています。
成長も頭打ちかと思われたかもしれませんが、そうではありません。
実は2011年の東日本大震災以降、8年連続成長を続けてきた日本の総広告費は新型コロナウイルスの影響を受けて9年ぶりのマイナス成長となっているのです。
総広告費は6兆1594億円、前年比88.8%です。
全体の広告費用が減少するなかでの前年比増は、インフルエンサーを利用した広告効果と市場への期待値が依然として高いことが要因だと思われます。
SNS毎に見ていくとYouTube、Instagram、Twitterの順に多く、全体の約89%を占めていることがわかります。
Twitterにブログが含まれているのは、ブログにPR記事を書いてTwitterで拡散するという手法も広く定着しているためだと思われます。
※参照1:株式会社デジタルインファクト「市場動向調査」より
※参照2:株式会社電通「電通報」より

各SNS毎の市場規模と強み

主要なSNSであるYouTube、Instagram、TwitterのSNSマーケティングの概要を表にまとめました。
SNS利用者であれば、表の内容だけでも「そういうことか」とピンとくるのではないでしょうか。
(2020年)
各SNS毎の市場規模と強み

Instagram

Instagram
画像メインのSNSのため、かわいいお菓子やケーキ、化粧品、ファッションアイテムなど写真映えする商品のPRに使われるのが一般的です。
他のSNSに比べて女性比率が一番高いこともあり、女性向け商品やサービスの訴求に強いのがInstagramです。
ただ最近では、いわゆるインスタ映え写真ではなく長めに文字入れした画像で情報や想いを発信する投稿も増えています。
これは、インスタ映えに対するユーザーの飽きや、Instagramでより詳細で有益な情報を得たいという需要の表れだと考えられます。
つまり、「フォロワーの多い人にキレイな写真をUPしてもらえばOK」という従来の考え方は通用しなくなってきているものの、発信スタイルを創意工夫する余地はまだまだある、と言えるでしょう。
※参照3:2019年6月Facebook発表記事より
※参照4:総務省情報通信政策研究所の報告書「第5章5-1 主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率②」より

Twitter

Twitter
10代69.0%、20代69.7%と若い世代の利用率が突出して多いのがTwitter。
しかしここ2年で、30〜50代の利用率も伸びています。(令和元年調べ)
30代利用率47.8%(2年前より+16.1%)
40代利用率33.4%(2年前より+9.1%)
50代利用率28.1%(2年前より+11.8%)
Twitterの特徴は、「リツイート」や「いいね」によって投稿がフォロワー以外の目にも止まりやすいこと。
非常に拡散力が高いので、斬新な新商品や話題性のあるイベントの告知などに向いています。
ただ、Twitterには匿名性を利用して批判や誹謗中傷をする人もいるので、炎上などのトラブルが起こりやすいというデメリットもあります。
その投稿内容に不快感を持つ人がいないか、思いがけない誤読をされる可能性はないか、といったことを慎重に判断する必要があります(もちろん他のSNSでも同じですが、Twitterは特に)。
また、Twitterのもうひとつの特徴は投稿にURLを含められること。
ブログで詳細なPR記事を書いてTwitterで拡散してもらうという方法も取れます。
SNSと違ってブログ記事は一過性ではないため、その記事が検索上位になれば中長期的な効果も期待できます。
若手の人気クリエイターやスタートアップの経営幹部などはnoteを使っている人も多いので、ビジネスツールやデザイン性の高い商品の紹介などはnoteとTwitterの組み合わせで拡散を狙うのも有効でしょう。
※参照4:総務省情報通信政策研究所の報告書「第5章5-1 主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率②」より
※参照5:2017年10月Twitter Japanツイートより
※参照6:App Ape Lab.調査より

YouTube

YouTube
YouTubeでPRするメリットは、3つあります。
1.長時間の動画で詳細に説明できること
短文のTwitterや画像メインのInstagram、文章と写真のみのブログと比べると、より詳細で臨場感のあるアプローチが可能なのは当然です。
2.幅広い年齢層の視聴者にアピールできること
YouTubeの利用率は全世代で76.4%、この数字は、想像以上の高さではないでしょうか。
最も利用率が低い60代以上でも44.8%で、InstagramやTwitterの利用率9.3%と比べると、その差は歴然です。
3.さまざまなジャンルのプロフェッショナルがYouTubeチャンネルを持っていること
医師、歯科医師、弁護士、税理士、建築士、美容師、調理師、不動産鑑定士、塾講師、スポーツ選手……
YouTubeでは、プロフェッショナルが運営するチャンネルが人気を博しています。
世間的な知名度は低くても登録者数が10万人以上という人も多いので、商品にマッチした専門家を探せます。
つまり、YouTubeでは「ジャンルに特化した詳細なPR」「高齢者層へのPR」が可能と言えます。
ただ、動画編集には比較的コストがかかりますし、「おもしろくなさそう」と思ったらすぐに視聴をやめる人が多いのもYouTubeの特徴です。
費用対効果が著しく低くなるリスクがありますので、確実な人選や企画立案が求められます。
※参照7:Think with Googleより
※参照8:総務省報告書「5-1-1 主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率」より

その他のSNS

その他のSNS
Instagram、Twitter、YouTube以外の市場規模(2020年)は約35億円、インフルエンサーマーケティング市場規模全体の11%です。
「その他」の代表はFacebookとTik Tokで、月間利用者数はそれぞれ2,600万、950万人です。
新興のTik Tokはともかく、Facebookの市場規模が小さいのは意外かもしれません。

Facebook

Facebookの市場規模が小さい理由は、Facebookが実名登録を基本としていること。
リアルな友人知人や仕事関係者に拡散範囲が限定されやすいため、インフルエンサーマーケティングには不向きなのです。
ただ、見ず知らずの他人や有名人の紹介より、直接的な知り合いの推薦のほうが信頼度が高いのは事実。
拡散力としては低いものの、高いCV(コンバージョン)率を期待できるのがFacebookです。
例えば、「新規店舗のオープンを地元の人に知らせたい」といった場合は、Facebookで充分でしょう。
インフルエンサーへの報酬はフォロワー数で決まることが多いので、そういう意味でも費用対効果の高いPRが可能です。

Tik Tok

Tik Tokの利用率は10代が圧倒的に高く、47.9%。
よって10代に対して訴求したい際には非常に効果的なSNSです。
若い人向けの新アプリや、中高生をターゲットにしたカフェなどのPRに向いています。
但し、未成年に対するPRはジャンルやアプローチに慎重になる必要があります。
※参照9:MarkeZine記事より
※参照10:cnet japan記事より
※参照11:総務省情報通信政策研究所の報告書「第5章5-1 主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率①」より
※参照12:Facebook2020年第4半期の収益、スライド「Facebook Monthly Active Users(MAUs)より」

インフルエンサーマーケティング市場の今後の予測

インフルエンサーマーケティングの市場規模について
出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ


もう一度、株式会社デジタルインファクトが2020年10月に行った国内市場調査の数値に目を向けてみましょう。
2020年317億円だったインフルエンサーマーケティングの市場規模は2025年には723億円、約2.2倍になると予測しています。
数値はあくまで予測ですが、やはり市場規模は伸びていくでしょう。
その要因は3つあります。
1.今後もSNSの利用者はさらに増加していく
2.今後も新しいSNSがリリースされることは確実
3.消費行動の変化
1と2に関しては長い説明をするまでもないでしょう。
若い世代は使い続け、中高年層にも利用が広がっているのですから利用者増は必然ですし、Clubhouseのような新しいSNSが登場して勢力拡大を目指すのも充分に予想できることです。
ポイントは3。
従来のネットでの消費行動は、「興味を持った商品・サービスをネットでじっくり調べる」というのが一般的でした。
お店で見た商品のクチコミを検索したり、本当に最安値か調べたり、といった行動パターンですね。
しかし最近では、「パルス型消費行動」という衝動的な購買パターンが増えているのです。
ネットで見かけて「欲しい!」と思ったときに、なんとなく買ってしまった経験、あるのではないでしょうか。
もちろんジャンルにもよりますが(家や車なんて当然無理ですよね)。
※参照13:Think with Googleより
人気者に商品紹介をお願いすれば流行る、という従来の発想のインフルエンサーマーケティングは、たしかに縮小傾向かもしれません。
しかし、SNS利用者の増加やパルス型消費行動への変化を踏まえれば、魅力的な商品をポンッとユーザーの視界に入れるインフルエンサーマーケティングが引き続き、非常に有効なPR方法であるがわかります。
インフルエンサーマーケティングに疑問を抱いている方も、再度、多角的な視点で再検討してみてください。]]>

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